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大阪江坂のエントランスART

  • 執筆者の写真: gallery jogina
    gallery jogina
  • 2023年3月21日
  • 読了時間: 2分

2019年に開いた千代田区御茶ノ水にあるgallery蔵で行った展覧会『Prism』で発表した私の墨ART作品=ALMA=を気に入っていただいたお客様からのご縁で、同年大阪江坂に建築予定のビル(T様邸)のエントランス部分のART企画のお話しをいただきました。


打ち合わせから始まり、建築会社のご担当者さまとの数回に及ぶやり取りの中から、お客様のご満足のいく仕上がりに向けて企画製作に取り組みました。


T邸のこだわりのあるエントランスにアーティストとしての作品の主張をどの様に表現していくかが一番の課題でした。


エントランス全体のライティングや壁面の素材選び、アートスペースの建築的観点からの問題提起など建築会社様との境界線にも微妙な点があり、想定外のアクシデントなどもございましたが皆様のお陰で期日内に完成まで漕ぎ着けました。


なにぶん東京と大阪という距離なので、街並みや土地の雰囲気を自分の肌で感じながら制作することが容易ではなかったように感じます。


可能な限り現地視察を行い、街のレストランで食事をしたり周辺をゆっくり散策したりしながら、土地から受けるインスピレーションを素直に作品に落とし込むように試みました。


足場のかかった建築中のビルからオーナー様の想いをARTというカタチでGallery Joginaが再現できたこと、それは私自身がいつも思い描いている、”モノであってもヒトのココロが通じる”という信念が叶えてくれたのではないかと思います。




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